満月の夜は、ご注意ください。




キーンコーンカーンコーン……



今日もいつも通りの授業が終わった。



眠くて眠くてたまらないのに、これから部活だ……。



運動はできないし、楽器もちゃんと弾けない私は、バスケ部。



バスケ部って言ってもマネージャー。



サポートするぐらいはできるかな……と。



本当はサッカー部に入りたかったけど、先輩が怖かったから、バスケ部にした。



眠気に包まれている頭のままで、体育館に向かって歩き始める。



1、2、3年生含めて、30人。



ほとんど学年別で活動するので、私は1年生の手伝い。



だから話すといっても1年生。



あんまり人を覚えるのが苦手な私だから……




急いで体育館に足を踏み入れた瞬間に




目を疑ってしまった。





部員はまだいないはずの体育館、



朝も見た、木戸さんの笑顔。


そして、


少しだけウェーブのかかった茶色の髪の毛の女の子と………



キスをしようとしていた。