ぶるーすかい。


なんだか…すごく嘘っぽい。

葛城くんの笑顔何だか黒いよ…?


「あ…あの、葛城…「李恋先輩は拓也先輩と付き合ってるんですか?」……え」


あたしの言葉に若干上乗せ気味に聞いてきた。


てか、あたしと拓也くん…⁈

なんで??

拓也くんにはとっても美人な恋人がいるのに。



「たっ、拓也くんとは何もないよ?」


そう言うとこんな暗い中でも葛城くんの表情が柔らかくなった気がした。


…でもそれは見間違いだったのかな?


「じゃあ何で拓也先輩は下の名前で呼ぶんですか?
何で拓也先輩は李恋先輩を走って追いかけたんですか?
何で俺と美緒をくっつけたがるんですか?」