無言で見つめ合うこと数分…。 月に照らされあたし達は突っ立っていた。 …本当にどうしたらいいのかな? 「……あの、葛城くん…?」 「…李恋先輩…」 いつもとは違う彼のテンション。 な、何か話題を探した方がいいのかな⁈ 「…っみっ、美緒ちゃんだっけ⁈ かっ、可愛いねー、お似合いだと思うよっ!」 ーグサッ。 ーグサッ。 自分で言って悲しくなっちゃったよ…。