まさかーーー 「葛城くん…?」 近付く度にハッキリしていくこの人のシルエット。 「ーはぁ…はぁ……李恋先輩…」 「あっ、あたし今日おつかいやんないと! てことで、葛城くんよろしくね! 李恋ー、バイバイー!!」 葛城くんが来て颯爽と帰って行くなっちゃん。 …気を使ってくれたのかな? …でも、二人きり⁈ 気まずい………。