「なっちゃん…ごめんね 急に抜け出しちゃって…」 「いいって!それより大丈夫なの?」 見てしまった葛城君のキス。 彼女と呼ばれた可愛い女の子。 真っ赤に染まったほっぺ。 「っ…なんで見ちゃったんだろっ…」 あれを見て気付いてしまった気持ち。 あたし…葛城君が好きなんだ。 ただの年下って思ってただけなのに…。 …でも葛城君にはもう、彼女がいる。