私と来夢も待ってろって言われたけど、
ちょこちょこ凌達について行ってみた。

そこには20人くらいの怖い人達。

「よぉ結城~」
「何のようだ、小坂」
小坂という男は金髪でヒョロッってしている。弱そうだ。

「お前ら調子乗ってるそうじゃないか、
腕試しと行こうか」
腕試し…?
負けないよね?
大丈夫だよね?
いつの間にか私と来夢は手を握りあっていた。
中に入りたいけど入ったら足でまといだもん。