大好き。

授業も6時間終わり、放課後になった。

『海結!バスケ見に行くよね??』

『うん、いいよ!』

『ありがとう、海結!』


私と里桜はバスケの練習を見にきた。

『三浦先輩格好いい!!』

『里桜って本当に三浦先輩好きだよねー』

『好きじゃないよ、憧れだよ!』

バスケの試合で三浦先輩がボールを持つだけで
キャーという声がいっぱい聞こえる。

ーあの2年生の子も格好いいよね~
ーほら、あの赤城って子!

先輩たちが赤城くんの事を噂している。
それを聞くと胸が痛くなる。
赤城くんとは、ただのクラスメートなのに。

『みーゆ!
 何ぼーっとしてるの、もう終わったよ?』

『あ、本当だ!』

『じゃあ、帰るか!』

『ごめん、里桜。忘れ物したから先帰ってて!』

『うん分かった。
 また明日ね!』

そうやって里桜と別れ、教室に向かった。

私は、お弁当箱を探した。
ロッカーの中を探してると、教室のドアが開いた。

『何してんの?』

ドアの方を見ると私の胸がドキンとなった。
赤城くんが立っていたのだ。

『えと、忘れ物をしてこれから帰るの。』

私がドアからでようとすると、何かにつまずいて
転びそうになった。

『あっぶねぇなー。』

私は赤城くんに抱きついているみたいになっていたのだ。

『ご、ごめん!』

そう言って離れようとすると、
赤城くんがすごい力で抱き締めてきた。

『赤城くん..?』

『あ、ごめん』