君の隣に。

キーンコーンカーンコーン

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「優奈達ー、私この後用事あるから先帰っててー」

そう言って私は橘くんのいる5組に向かった

教室には橘くんとその友達がいた

「あ…あのっ!橘くんっ!」

「あ!さっきぶつかった人!」

「えーっと、これ」

そう言って私は財布を出した

「あ!財布!まじさんきゅな!」

「すみません、もうちょっと早く返しに行った方がいいと思ったんですけどみんなの前で声かけずらくて…」

「いや、全然大丈夫!」

そう言って橘くんは財布を開け、写真を見るとホッとしたように肩を下ろした

その、写真をなんで持ち歩いてるのか気になったけど、なんか聞いちゃいけないような気がして聞かなかった

「じゃあ、それだけなんで!」

そう言って帰ろうとしたとき

「待って!えーっと、なん組の何さん?」

「3組の島崎 美桜です」

「島崎さん、か。ありがとね!」

「いえ!島崎でいいですよ!さん付け堅苦しいので!笑」

「んじゃあ、島崎も俺に対して敬語使わなくていいかんな!」

「はい!…じゃなくて、うん!じゃあね!」

「じゃあな!」