そして、私は事務室から氷を貰い、コートに戻った。 そんな時、コート内を見ると黒沢くんが試合に出ていた。 さっき監督が言ってたのはこういうことだったのか。 点数版を見ると、その差はは2点。さっきとは逆で私たちのチームが負けている。 私は、持ってきた氷を駿先輩に手渡した。 「花恋、心配するな。一輝は絶対に負けたりしない。」 私の心の中を読んだかのように駿先輩は私に言った。 きっと大丈夫。 絶対大丈夫。