王子と姫の裏事情。

触れられた頭はまだ熱をもってる。


なんか、胸が苦しい。もういっぱいだよ。


「ほら、帰るぞ。遅いし送ってく。」

え、うそ…夢みたい…。

でも、これ以上一緒にいるとおかしくなりそう。


「いい!一人で帰れるから!」

ほんと素直じゃないあたし。


「泣かせたままの女を一人で帰せるわけねーだろ?」

「でも…」

「お前はおとなしく俺に送られとけ。」