王子と姫の裏事情。

体育館裏に来て足を止めた。


…ははっ、あんなにかっこいいもん、彼女なんているに決まってるよね。


そもそも叶わないことはわかってたじゃん。


どっちにしろ、あたしは思いを伝えるつもりなんてなかったじゃん。


よかった、まだ溺れきれてなくて。




どんなに強がっても、

涙は正直なんだ。