王子と姫の裏事情。


あたしから目を逸らすことなく真剣に語る圭太

中学から変わってない、大事なことをいうときのくせ

絶対手を後ろで組むんだよね



「ずっとお前に謝りたかった、ごめんな」


「うん、もういいよ

あたしね、今大切な人がいるの
初めてあれ以来信頼できる人ができて」



翔、葵、修也くん、足立くん、クラスの友達、翔のお母さん…


信頼できる人はどんどん広がって



「あたし今一人じゃないんだ

あの頃みたいに弱くない

だからお互いもう忘れよう」