「あたしは、すごい好きだった、圭太のこと
笑顔が素敵で、みんなに優しくて面白くて…
自慢の彼氏だった
けどね、だからこそ裏切られたときは悲しかったよ」
なにあたし語ってんだろ、今更バカみたい…
「俺さ、ほんとはお前のこと好きじゃないって嘘だったんだ
ほんとにお前のこと好きだった
だけど、周りがあんなんだったし、中学生の俺は周りの反対を受けても付き合えるほど強くなかった
だから、俺みたいな弱い奴じゃなくてもっと加奈を守れる強い奴じゃないとダメなんだって思って手放すことを選んだ
ほんと今言ってもいい訳だけど、好きって気持ちに偽りが無かったこと、これだけは知ってほしい」
