王子と姫の裏事情。

「何の用?」

できるだけ冷たく

そう、加奈、あなたは翔に嫌われなきゃいけないの


「お前ふざけんなよ?

なんのつもりだよ」

翔の怒ってるようで泣いてる目

あの夜と同じだった


「だから、もういやになったっていってるじゃん、わからない?」

久しぶりの翔に抱きつきたい気持ちを抑えて冷静に言った


「そーかよ、お前も俺を裏切る気なのな、もういいよ、信じた俺がバカだった」