王子と姫の裏事情。


『あなたの母親のせいであの子やわたしは苦しんでるの…

わたしたちにとって本当に大切な存在が奪われたのよ…

この苦しみわからないでしょうね?

今まで女一人で翔を育てた
毎日が寂しい日々だったわ。

最近やっと前を向けるようになってきたの
翔と2人で本当の幸せを掴めるかもしれないの

今までできなかったことを翔にしてやりたい

あなたがいたらまた思い出しちゃうじゃない!

お願い…わたしたちの幸せをまた奪わないで…』



最後の言葉は翔のお母さんが心の底から絞り出すような、そんな声だった。