王子と姫の裏事情。


「そうとなったら今すぐいってきなさい!」

「えっ!?」

「善は急げ!ほら!」


…これって善なのか…?

あー、葵ちょっとバカだもんね笑



しぶしぶあたしは1人翔の教室へ向かった。


ドアの近くにいる男子に適当に声かけて呼んでもらった。



「お前が来るなんて珍しいな、雪でも降るんじゃね?」


この時期ならいつ降ってもおかしくないから…




「で、なんの用?」




「えっと、ク、ク、クリスマスイブ!!

デ、デートしてあげてもいいけど!?」


しまったー!!

テンパりすぎて完全誘い文句間違えた!!


「ク、ク、クリスマスイブにデ、デートしてくれんの?

へぇ、デートさせてくれの間違いだろ?」

ニヤッと意地悪く笑う翔


「〜っ!//」


そんな姿さえもかっこよくて


「デートさせてください。」




負けた