葵は無言であたしの隣に座った
「あたしね、葵が大好き。
だから嫌われたくなかった
本当の自分見せて離れてくのが怖かった…
本当はね、あたしすごい性格悪いの。
だけど、嫌われたくなくて、葵に正面から接することができなかった。」
「うん、知ってたよ、加奈がホントは天然じゃないこと。」
「えっ…?」
このセリフ…
「でも、あたしは性格が悪いだなんて思わない
きっと正直な子なんだろうなぁって思ってたよ。
顔にすぐ出てわかり易いし?」
なんて冗談めかして言う葵。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…