つぎの日、葵のところへ向かった。
「今日、昼休み屋上に来てほしいの、
待ってるから。」
そう一言だけ言って席に戻った。
翔たちは気をきかせて今日は教室で食べると言ってくれた。
授業始まるまでの時間がこんなに長いと思うのは初めてだった。
いつも葵と楽しく話して、
チャイムがなるとすごい残念な気持ちになった。
葵がいないとこんなにつまらない
あたし、葵がすごい大切なんだ
許してくれるかな…?
でも、ダメでもちゃんと向き合いたい
緊張する気持ちを抑えて昼休みを待った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…