「加奈にとってあたしはそんなもんなんでしょ? だったらあたしも加奈には言わない。」 そう言って帰ってしまった。 …───── 「翔。 翔は修也くんにホントの自分見せてるの?」 あたしは帰り道ふと思いついて聞いてみた。 「ん?ああ、修也? 見せてるよ。 唯一気の許せるやつだから。 俺の表の顔見てからかってくるけど」 「そうなんだ…」