王子と姫の裏事情。


キーンコーン…


チャイムがちょうどなって男はあたしから離れた。



すれ違いざまに耳元に囁いた言葉に
あたしは…動けなくなった。





なんで?なんで知ってるの?





「…っ!!」

やっと思いで振り返った時にはもうあいつはいなくて。



でも確かに言ったんだ、

悪魔の囁きのように







”じゃあな、間宮、いや、柴崎加奈"