「…音。莉音聞いてるっ!?」

「龍雅か。」

「また?!」

私、中村莉音こと莉音はいつものように教室でイツメンと話していた。

「莉音が外見ている=瀬川くん見ているだよね。」

「ちょっと、梨花っ!バレるぢゃん!!」

「は?別に莉音の好きな奴ぐらい知ってるわ!てか、お前分かりやすすぎ〜(笑)」

「それな!」

私の大好きな親友、霧嶋梨花はとっても鋭くて。。

なおかつ梨花の彼氏の藤本零は私の好きな人、瀬川龍雅の親友。

正直、私は邪魔者かもだけど、梨花が気を使ってくれる。

「あれ!?瀬川くんが消えた!」

「え?」

もうそろそろ昼休み終わるし、教室戻ってるのかな…。