有線から聴こえてくる物悲しい歌、なんとも切ないなと感じた。

着てはもらえぬとわかっているセーターなど、編まなければいいのにな

バブル期に流行った演歌らしい。

何故か惹き付けられる。
自然と情景が目に浮かぶ。

流れてくる歌詞を手帳に走り書きし、読み返して気付く。


七五調、歌詞を一行ずつ数えると七、五、七、五……に統一されている。


七五調なり五七調のリズムは俳句、短歌などのリズムと同じで日本人には馴染みやすく共感しやすいと、聞いたことがある。


計算ずくの歌詞。
書き留めた歌詞を眺めて思う。