もう次から関わらないようにすればいいんだそうしよう。




「奏くん移動教室だよー!
一緒に行こー!!」




「…」



「奏くーん?もしもーし」




「…」





ここは速歩きだ



((スタスタスタスタッ



「奏くん!!((スタスタスタスタッ」




何気に速いなおい!!!




「あ…っ」



ズコッ



「う…コケた…あはは…」



「…」




無視しよう




「…」




「…」




「~~~~~っ」



「~~~~あーもー!!」




「なにずっと座ってんの?
廊下歩く人じゃまだろ。早く立てよ」






「怪我は?してない?」



「う、うん。してないよ!全然元気痛くない!」



「そっか」



僕は少しだけ微笑んだ。