たわいもない生活を続けていた、ある日。 「あのさー、なお。 今日の放課後、三階の家庭科室の前にきてくれない?ちょっと話したいことがあってさ」 突然、同じクラスの心音が言ってきた。 『ああ、うん。わかった!』 〜放課後〜 (心音まだかな〜?) タン…タン…タン… (ん?) (きたのかな?) 『え⁈』 そこに来たのは、心音じゃなくて、登喜矢で、あたしはびっくり。 「あのさ…」 『…はい』