先生の手が触れる時



「っ……ふっ……く…う」

自分を守るように体を抱き締める

「あぁ…あ…」

涙が止まらない

思わずキャンバスに触れて、その場に座り込む

「……サボりですか?」
「っ!」

後ろに聞こえた声に思わずぴくりとする。

でも振り向くことはできない

「……遠野さん」
「っ」
「…………どうぞ」