あなたは あなただけは 「お姉ちゃん?」 「……っ」 抱き締める腕に力を込める 「ずっと…綺麗なままで……」 真っ白なままで。 わたしなんかのように汚れないように 「きれい?」 「……ん」 「……お姉ちゃん、泣いてるの?」 「ううん…泣いてなんかない」 小さな手が私の頭を撫でる