先生の手が触れる時


「……せんせい………」

か細い声が胸に刺さる

君を苦しめるだけだとしても
俺は、伝えなくちゃならない

君の選択は間違ってなんかない

「………助けてやれなくて…すまなかった」

君の嘘に騙される

君が少しでも楽になるなら

俺は君の嘘に騙されよう

ただ、その選択は間違えてない

たとえ、嘘でも俺と君は離れるべきなんだ

君は色んなものを背負いすぎていた
そして俺は
それを受け止められるほど、大人じゃなかった

ごめんな、凪