「……凪……ごめん……ごめんねぇ」
泣きじゃくりながらずっと謝る凜
どうして、凜が泣くのだろう
「……ずっと……暴力だけだと思ってた。でも、凪に聞いたとき…それだけじゃないかもって感じた……もっと早く気づけたら…良かった…」
「そんな……凜はいつも私を守ってくれてた……学校楽しくなったのも…全部全部凜がいたからよ」
凜はまた泣きそうな顔になりながら私に抱きついてきた
「……辛かったでしょ……怖かったでしょ……大丈夫。絶対守るから」
その言葉に涙が溢れる
辛かった。怖かった。誰かに助けてほしかった
先生に助けを求めた手は父親によって潰された
だから私は…もうひとつの手を友人に伸ばした
