「良かった…」 「え?」 「凪が最近は苦しくなさそう。良かった」 「凜………」 私は凜に少し体を傾ける 「ありがとう、凜」 「ふふ」 凜は本当にいい友達だと、改めて実感して それがなんだか恥ずかしいような嬉しいようなくすぐったい気持ちで 思わず泣きそうになってしまう 凛とずっと話していたらいつの間にか終業式は終わっていて そのまま各クラスで解散となった 「凪!夏休み遊ぼうね~」 「うん、遊ぼ!」 凜に手をふって私は美術室に向かう