「…す…みません………」 「…いや…」 先生は何も言わず隣に立つ 「この絵が、好きかい?」 先生のとても綺麗な長い指がキャンバスをなぞる 「……はい…とても」 「…たまに、見にきていいよ。この学校は美術部もないし放課後は俺はここで絵を描いているから。見においで」 「…良いんですか?」 そう問いかけると先生はまた、優しそうな瞳を歪ませる 「いいよ」