先生の手が触れる時


そのあと、私たちは近くの雑貨屋さんなどを回ったりして、楽しい時間はあっという間に過ぎていった

私は何度も断ったけど、とりあえず家までは送るって先生が言うので
新しく引っ越した家まで送ってもらうことにした。

「ここ?」
「はい!ありがとうございます」
「初デート、少し付き合ってから遅くなったけど」
「そうですね」

先生から、彼女とか付き合うとか聞くと
やっぱりまだ恥ずかしくて
でも、それを上回るぐらい嬉しさが溢れる

「…楽しかった?」
「うん、すごく。今までにないくらい、楽しすぎた」
「そうか」

先生のその一言で車内が静かになる
気まずいような、心地良いような時間。
何か話そうか、そう思って恐る恐る先生の顔をのぞくと先生と目が合う