ログハウスへ向かう途中、息を切らせグラウンドに差し掛かると、直哉は目の前に人影を感じた。 白い制服が夜の光で透き通る青に浮かび立つ。 「早瀬……」 「あっ……」 空を見ていた涼香が突然声を上げた。 つられて直哉も空を見上げる。 「あ……」 小さく輝き散りばむ星の中を、ラインを引くように強く光を放つ流星がひとつ姿を見せた。 そしてその後を追うように、またひとつふたつと星が流れていく。 二人は、静かに顔を見合わせた。