禁じられた放課後



「あ、山根先生も来た。こっちこっち〜!そうだ、吉原先生。言い忘れてましたけど、実は最近山根先生がこの活動の顧問になってくれたんですよ。
体が動かしづらくなったから文化部に編入だ〜とかって言ってたけど、星のことなんて全然知らなくて。いちいち流星群のたびに教えるの大変なんです」


「おい、オレのおかげで遅くまでの活動も許可されるようになったんだからな。今日の水瓶座デルタだって、見える時間が遅いんだから…」


「はいはい、感謝してます!」


「……ったく!」



ログハウスの一階部分にある広いデッキに上がって来た山根は、瑠未に愛想をしてから直哉の方へと近寄って来た。

落ち着かない態度でその隣に立ち、照れを隠すように鼻を掻く。

直哉が不思議そうに顔を向けると、山根はまた一歩近付き耳打ちをした。



「あとから早瀬も来ます」


「えっ……」