さようなら。



凛は涙目で俺に優しく笑った


『その言葉…
1年記念日の日に…言って…ほしかったな…
もう遅いよ…。
私…怖いんだ…また裏切られるんじゃないかって…。
だから…離して…。』


凛…

本当にもう遅いのか…?

もう手遅れなのか…?



俺は捕まえていた手からすべり抜けた凛の腕をもう一度強く握り…引き寄せた