「せ、せ、せ、せ、先輩!!」


「なに?つか俺、せせせせって名前じゃないから」


「あの……」


「俺、忙しいの。なのにこんな所に呼び出して……。で、用件は?」


「私と付き合って下さい!!」


二人の周りの空気が止まる。


「…ゴメン」


周りがひそひそとしだす。


「あーもう。何で、スーパーで告られなきゃなんないんだよー!!」