私はみう。竹本みう。

私は頑張って頑張って頑張って、
やっとの思いで合格した、
この高校に通ってる。

『雪ノ城高等学校』

略して『ゆきの』。

ほかの学校と違うところといえば……

小「おはよう♪」

私「あっ、望、おはよう♪」

小瀧望。私の…好きな人。
家がとなりで結構仲がいい♪

小「HRはやくいこっ?」

私「うんっ!」

キーンコーンカーンコーン…

先生「みんなおはよう!」

皆「おはようございまーす。」

なんやかんやあって、HR終了。

実は、望は私の隣の席♥
鈍感だから私の気持ちに
気づいてないと思うけど…(苦笑)

望「みうっ!帰ろ?」

私「うんっ!かえrきゃっ!」

転びそうになって、

望「平気?けがしてへん?」

望に助けられた。

私「うん!へーき!ありがとっ!」

望「じゃ、かえろっか」

私「うん!」

なんで好きでもない子に優しくするの…

胸が締め付けられる…。痛い。

優しくしないでよ。余計好きになる。

だって…だって望には……










ジリリリリリリ、ジリリリリリリ…

私「んー…ふぁぁぁー。」

眠いなぁ。昨日何考えてたっけ?
まぁ、いっか。

母「みうー!遅刻するわよー!」

私「はーい!」

ピンポ-ン

母「ほら!きたわよ!」

私は口にパンを加えながら出た

私「んー」

望「みう、おはよう♪」

私「おはおぅ…(ムグムグ)」

望「なに食ってんの?(笑)」

望「一口もーらいっ!」パクッ

私「!?(ゴックン)ちょっとー!私のパン!
返してよぉー!ねぇってばぁー!」

望「そんなに返して欲しい?」

私「うん!私の大好きなパンなの!」

望「食い意地はってるなw」

望「じゃあ返す。」

唇に柔らかい感触…。……キス…?
口の中になにか入ってくる…。

望「はいっ返した♪」

私「...ぁ…」

望「なにボーっとしてんの?」

私「…ぇ…。」

望「ん?」

私「返してよ…」

望「いや、返したって…」

私「返してよ!私のファーストキス!」

望「ブーーー!うそ!?初!?」

私「うわぁぁぁぁーん」

望「ごめん!泣くな泣くな(笑)」

私「望なんて嫌いっ!泣」

望「(笑)ごめんってばー。w」

私「グズッ泣」

まぁ、好きな人だから内心ちょっと
嬉しいけど…心臓の音聞こえそう…

やばいかも…

だって…だって望には…




































彼女がいるんだから。