「…あっ、あのさ、俺、もしかして認められた…?」 認められたって言うのもおかしいかな…? と、取り敢えず顔見れない!! 気恥ずかしさから目も合わせずに彼女にそう尋ねる。 が、一向に返事は返ってこず、気になって彼女の方へと視線を移すと、ぽかーんとした表情をしていた。 その後、意味を理解したようにハッとし、そしていつものように─ 「…(コクン)」 静かに頷いた。