偽恋♥とらいあんぐる。〜義理チョコの答え〜


『同じ高校受けたよ。』ポツリと優香は呟いた。


『へぇ、そうなんだ。』

ホントは将来の話なんてしたくない。だから聞き流すように相槌を打った。


高校生になんてなりたくないよ…同じ高校なんて…同じ…


『はい?』もう一度優香の呟きを頭の中で思い出した。



『同じ高校!?』


『うん、偏差値だってよかったからね〜』

平然とした顔でさらりと重大なことを言った。



『初耳だよォ!?』世界がひっくり返るほどの勢いで叫んだ。

辺りに一気にこだました。


嬉しいのに…嬉しいから目が潤んだ。



何が起こったかよく分からなくなるくらいの衝撃を感じた。


『だって約束したじゃない。』

そうだ、本当に叶ったのか…

あの日の約束は。