『同じ高校受けたよ。』ポツリと優香は呟いた。
『へぇ、そうなんだ。』
ホントは将来の話なんてしたくない。だから聞き流すように相槌を打った。
高校生になんてなりたくないよ…同じ高校なんて…同じ…
『はい?』もう一度優香の呟きを頭の中で思い出した。
『同じ高校!?』
『うん、偏差値だってよかったからね〜』
平然とした顔でさらりと重大なことを言った。
『初耳だよォ!?』世界がひっくり返るほどの勢いで叫んだ。
辺りに一気にこだました。
嬉しいのに…嬉しいから目が潤んだ。
何が起こったかよく分からなくなるくらいの衝撃を感じた。
『だって約束したじゃない。』
そうだ、本当に叶ったのか…
あの日の約束は。
