そんなくだらない話をしながら笑っていると隣に男子の大群が通った

その中の一人が、私たちに気ずきニヤッとする


｢朝からお熱いねー？｣


宮本大雅先輩だ、龍馬と仲がいいらしい


｢俺達はそんなんじゃないのー！｣


｢そ、そうですよっ！｣


さらに宮本先輩はニヤニヤしだし


｢ほんとーに？
じゃあ、こんなことしても龍馬ちゃんはなんにも言えましぇんよね？｣

と、言うが早いか私の肩を抱く


｢ふぁっ？！｣


やってしまった、癖で変な声が出てしまった


｢大雅おまえ、雅ちゃんを捨てるのか？｣


龍馬の一言で宮本先輩の顔色が一気に青くなる。