『もし、どしたー』 「…今日、暇?」 『え?暇だけど。珍しいな』 「ちょっとね。梨々子と約束は?」 『してない。予定あるって断られたから』 「……中学前で待ち合わせしていい?」 『いいけど…ちょっと、準備するから30分後でもいい?』 「いい」 『わかった、んじゃまた後でな』 「うん」 ……予定あるって断られたって。 梨々子は努の家がこの公園からそんな遠くないって知らなかったのかな。 もしも、見てしまったのが私でなく、努だったらって思わなかったのかな。