告白前の失恋【完結】


「昨日」


一言だけ告げると、私はカバンにノートやらをしまっていく。


「どうして。告白したの?松本。それとも梨々子ちゃんから?」

「……努からだよ。しかも私もいた」

「はあ!?」


有芽ちゃんは驚きと怒りに満ちた声を出すと、私の前の席に座る。


「どういう事よ!」

「うーん、そのまんま。弘も一緒にダブルデートしたんだけど。
そこで告白したらしくて、付き合う事になってた」

「……」


あちゃーって顔をして、有芽は顔に手を当てた。