「~~~祐美子っ」
後ろから声が聞こえるけど、無視してやるから!
私の目に涙が滲む。
折角、メイクばっちしだったのに。
待ち合わせ場所まで私は無我夢中で走った。
誰よりも早く到着すると、向かうはお手洗い。
そこで、自分の顔を確認する。
汗で、メイクも髪の毛もボロボロ。
それにまた泣きそうだ。
化粧ポーチ持って来てて、よかった。
私はタオルに汗を吸わせると、黒くなった目の下を丁寧に直して行く。
それが終わると、髪の毛も簡単に直した。
それから、再度鏡を確認する。
どうにか、戻ったかな。
私は化粧ポーチをしまうと、お手洗いを後にした。



