息が止まりそうだ。 努は、何を言ってるんだ? イヤだ?って?どう言う事なの? 「でもさ、俺。 やっぱり祐美子を恋愛対象としては見てないの」 「え?」 ははっと笑いながら続ける。 それを私はどこか、他人事の様に聞いていた。 「妹とか、なんか、家族みたいな感覚だってわかった。 キスしたいとか、それ以上をしたいとか思えない。 いや、今も祐美子が俺を好きだとか言ってるわけじゃないんだけどさ」 それなら言わなくてもいいのに。 しかも、何で今。