うん、これからはもっと人のためになることをしよう。






舞奈の幸せな顔もみたいし……ね?






「真雪、今日は遊びに行くんじゃなかったの?」






「うん、準備したらすぐ行くー」






一階から声をかけるお母さんに、大きな声で返事をすると、私はゆっくり着替えを始めた。






「全く、あの子はいつまで経っても変わらないんだから」






「容姿はひっくり返るほど豹変したけどね」






「こら、小夏!」