「ほんとのことにしか、聞こえないんだよ…」






「……しろちゃん?」






「ごめん、舞奈。一人にして…」






席を立った私は、窓辺へと歩いていった。






辺りは、ご飯を摘みながら楽しそうに笑い声をあげている。










……私、なんの為にここに来たんだっけ。