はいはーい待ちに待った占いコーナーだょ~~~。 陽気な音楽と共にそんなセリフがリビングに響く。 「あっ占いやってる。」 俺は反射的に口走ってしまう 「お兄ちゃんほんとにこういうの好きだね~~~。」 絢乃が軽く笑いながら言った。 「良いだろ、一位だったら得じゃないか。」 「12位だったら損すんじゃん。」 絢乃は呆れるように言う。 「まっまぁ良いじゃねぇかほら始まるぞ。」 緊張がはしる中。 占いが始まった。 __