ハァッハァッ フーーーー 呼吸を整える…………… 今だっ 俺は、車のタイヤに銃口を向け、引き金を引いた。 あぁ~~っ 手が酷く痺れる。 しかし銃弾は車にかすりさえしない。 ちくしょう。 完璧に諦めた。 時……… 「違う違う、握り方から違うんだよね~~。」 後ろから声が聞こえた。 後ろを向くと。 黒色のパーカーを羽織った。 若い男が銃を構えてた。 「あれっ君この前のヤンキー!?。」 そう、黒パーカーの男、がそう呟いた瞬間。 ダァン!!! 銃声が鳴り響いた。