寝ているか………。
多分自分の部屋だろう。
そうすると2階だっ。
俺は2階への階段登った。
部屋は4つ。
俺は片っ端から部屋のドアを開けた。
3つ目の部屋が明らかに、女の子の部屋だ。
ここだ!!
俺は急いで、ベッドの掛け布団をめくった。
するとそこには、誰も………何も無かった。
それと同時に。
ブロロロロ。
車のエンジンがかかる音がした。
まっまさか………。
俺は急いで下の階に降りた。
すると、丁度車が出て行った。
するとさっきの母親が笑っていた。
「あはははは、バーカ優花は最初から下に居て、今主人が送ってた。
これでもう…Destinyとは無関係だーーーーあははははははははは。」
クソやられた。
俺は急いで家を出た。
まだ車は見える。
家では遠藤(母)がまだ笑っている。
狂ってる………。
俺は走って車を追いかけた。
だが差は広がる一方。
その時!!
運良く、車が踏切りに掴まった。
よしこれで行ける。
と思った瞬間、バーが上がってしまった。
くそぉ!!
諦めたその時。
左ポケットにあるあれを思い出した。
そうだ……………あの車のタイヤに当たれば!!!
俺は車に目掛けて拳銃を構えた。
