電話で話あった結果。
明日、俺、絢乃、遠藤さん、吉田さん、仁、のメンバーで家の近くの公園に9時丁度に落ち合うことにした。

皆で生き残るために…………。


微かな希望を信じて。



俺は絢乃に明日の予定……公園で落ち合うことを話た。


「……………嫌だ。」


思いがけない答が返ってきた。


「なんでだ、絢乃………二人で居たって、すぐに大人達に………。」


「……それで良いよ………どうせ………どうせ無理だよ………一週間なんて、生延びれる訳無いよ………。


なんで…………なんでこんなことになっちゃったのかな、………普通にただ………ただ平凡に暮らしてちゃダメなのかな……… 。
ただいつもどうり過ごせれば私はそれで良いのに。
なんで死ななきゃいけないの!?、ねぇなんでお兄ちゃんなんで。」


パシっ………。



俺は絢乃の頬を叩いた。


「…………何すんの!!お兄ちゃん!!。」



「…………誰が死ぬなんて言った。

俺達は生き残るんだ……絢乃!!。
生き残るために皆で集まるんだ。
平凡な日常に戻るために、皆で集まるんだよ。

だから絢乃………もう死ぬなんて言うな。」



「…………………うっうっうわぁぁぁぁん」

絢乃は俺の胸の中でまた泣き出した。



俺は絢乃の頭を撫でながら、思っていた。



康平………お前は今何をしてるだ!?。
康平…………










学校の屋上



学校の屋上に一つの影が浮かんでいた


「とうとう始まりましたね、Destiny明日から楽しくなりますよ~~~~本当に…………。」


紅と蒼の光が屋上に輝いていた。