ガラガラッ



俺は教室の扉を開けた。


神戯…………
探したが見当たらない。
まだ来て無いようだ。



「おう、光輝おはょーーー。」


仁が俺に笑顔で言った


「おう仁、おはよう。」


「昨日はどうしたんだよ、急に帰っちゃってさ。」



「悪い悪い、用事思い出してさ。」


俺は嘘はついては無い。


「そうだったのか~~~、まぁしょうがないな。」



ガラガラッ
教室の扉が開いた。

神戯か!?

ドアの方を見た。


が康平だった。


康平は驚いた顔して、こっちに向かって来た。



「どうしたんだよ光輝、なんで居るんだよ。」



「学校の日だろ!?居ちゃダメなのかよ。」



「俺が言いたいのはそういう意味じゃない!!。」


康平は徐々に興奮し、声も大きくなった。



「分かってるよ!!
もう平気だよ、俺も絢乃も立直ったから。
絢乃だって学校に自分から行くって言ってんだよ。
それを行かせない必要ないだろ!?」

俺はそう言い放った。
康平はそうだなっと言い頷いた。